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「絶対に止めたい!外壁からの雨漏りでお困りの方必見! 防水型の外壁塗装材の弾性塗料が雨漏れを止めます!

「絶対に止めたい!外壁からの雨漏りでお困りの方必見! 防水型の外壁塗装材の弾性塗料が雨漏れを止めます!

皆さん「弾性塗料」をご存じでしょうか。

住宅が劣化する要因の一つに雨漏れなどの「水の浸入」がありますが、

意外に知られていない雨漏れの原因が、外壁からの漏水。

この外壁からの水の侵入を防いでくれる防水塗料が「弾性塗料」です。

 

弾性塗料は外壁からの雨漏りに対し大変有効で、

公共施設(役所や学校など)での改修工事では、弾性塗料の使用が必須になっているほど

高い防水性が認められています。

ただ、高い防水性能を発揮するためには、豊富な経験と確かな目が必要です。

 

外壁の塗り替え・防水工事は、建物を長持ちさせるために重要な工事です。

性能は上げたいけれど、なるべくコストも抑えたいと思われるのは当然の事。

今回はマツミが、弾性塗料を使用した改修工事をこれまで数多く手掛けてきた実績から、

種類や性能が異なる弾性塗料の違いと選ぶ際のポイントや注意点をご紹介します。

 

【そもそも弾性塗料とは?】

弾性塗料とは、弾力性があり柔らかい塗膜を形成する塗料のこと。

他の塗料よりも高い伸縮性と弾力性を持っているのが特徴です。

そのため、下地にヒビが入っても塗膜がゴムのように伸びるため、高い防水性を発揮します。

 

躯体がヒビ割れても、ゴムのように伸びて建物を防水・保護します。

 

※弾性塗料に関しては、下記の記事で特性や注意点やポイントなど詳しくご紹介しています。

是非ご覧ください♪

 

弾性塗料には大きく分けて2つの種類・仕上げ方法があります。

 

・複層弾性工法

・単層弾性工法

 

※微弾性塗料には防水性能はないため、

ここでは「単層弾性」「複層弾性」についてご説明いたします。

 

【単層弾性と複層弾性の違い】

「単層弾性」と「複層弾性」のもっと重要な違いは、防水性能にあります。

塗料の防水性能については日本産業規格(JIS)で定められており、

「複層弾性」は外壁のひび割れ追従性(よく伸びる)に対してより高い性能基準(JIS A 6021)をクリアしています。

簡単にいえば、単層弾性よりも複層弾性のほうが防水性能は高いということです。

 

日本産業規格(JIS)とは

日本の工業分野やデータ・サービスにおける基準。一定のルール(標準)に従って形や寸法などを定めることにより、共通して利用でき(互換性)、安全に利用できるよう定めた基準の事。乾電池の大きさやトイレットペーパー、鉛筆の芯でもJIS規格が定められています。

 

【単層?複層?防水塗料の選び方のポイント】

防水性能の高さでは「複層弾性」のほうがよいことになりますが、

単層弾性に比べて工期も長く、またコストも高くなります。

無駄なコストをかけないためにも、弾性塗料の選び方のポイントをご紹介します。

 

■所々ひびが入っている/築年数が古い建物

→「複層弾性」がおすすめ

築年数が経っている物件や、すでに外壁に亀裂がある建物は、

外壁自体の強度が下がっている可能性があります。

今は大丈夫でも、今後新たなひび割れが発生する可能性は十分に考えられます。

防水性能の高い「複層弾性」を使用することで、

万が一外壁本体にひびが入っても塗料が伸びることで水の浸入を防ぐことができます。

 

■築年数は浅いが、今後のために防水対策もしておきたい。

→単層弾性がおすすめ

建物の立地環境や美観を考えて、築年数は浅いけれど塗り替えたいとお考えの場合は、「単層弾性」がお勧めです。美観のことだけ考えるのであれば、通常の塗料(伸びない塗料)でも良いですが、今後の防水対策も加味するのであれば、「単層弾性」がおすすめです。

「単層弾性」は3工程で使用する塗料も複層弾性に比べて少ないため、コストを抑えることが可能です。

 

【長期的な視点では「複層弾性」がコスト的に有利&保証付】

このように、コスト面を考えれば単層弾性が良いように思いますが、

ここで重要ポイントがあります。それは保証が出るかどうか。

実は複層弾性にはメーカーと施工会社の連名での保証が付きます。

躯体の状態にもよりますが、5~10年保証が一般的

数年経ったのちに塗り替えることを考えると、結果的に複層弾性のほうが良い場合もあるでしょう。

 

【弾性塗料は施工が難しい→信頼できる業者に依頼を。】

弾性塗料は、高い防水性があり躯体の保護にも非常に効果のある工法です。

ただその効果を最大限に発揮するためには、既存の壁の素材や状態、立地条件や気温など環境なども考慮し、

建物それぞれに合った工法や塗布量などを現場で判断・対応しなければなりません。

そのためには、豊富な経験や実績を有した会社・職人さんに依頼する必要があります。

まずは施工実績の確認を!

 

【ポイントは工程の多さ】

弾性塗料の取り扱いが難しい要因は、一番の工程数にあります。

 

■複層弾性塗料(5工程)

もっとも弾力性を強くする工法です。

複層弾性は防水工事に用いる塗膜防水材の規格JIS A 6021の基準を満たしている必要があります。

5工程と工数が多い為、工期も長く、材料費が高くなることです。

 

■単層弾性塗料(3工程)

弾性塗料を2回塗り厚みをつけ、弾力性を出します。

複層弾性塗料よりも、防水性が弱いですが、工程も少なくコストも抑えることが可能です。

 

工程数以外にも、下地の高圧洗浄後に完全に乾く前に塗装を始めると塗膜が膨らんでしまうなど、

弾性塗料の塗装には専門知識や熟練の技術が不可欠です。

 

【悪徳業者には注意を!】

弾性塗料は工法や塗料の種類が多く、オーナー様ご自身でベストな方法を選ぶことは困難です。

残念ですが、不必要に高価な複層弾性塗料を勧められることや、目先の利益を求めて複層弾性を選ぶべき外壁に塗装が簡単ですぐに終わる単層弾性を勧めてこられた、というお声もお聞きします。

適切な工事をしてくれる業者さんと出会う為にも、施工実績があり相見積もりをとり、細かくわかりやすく説明をしてくれる業者を選びましょう。

 

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

今回は弾性塗料の「単層弾性」「複層弾性」の選び方のポイントをご紹介しました。

 

・建物状況により「単層弾性」と「複層弾性」がを選びましょう

・「複層弾性」のほうが防水性能は高い

・コストで考えれば「単層弾性」

・「複層弾性」にはメーカーと施工店の連名保障がつく可能性あり

・適切な塗料選びと施工は信頼できる業者にご相談を!

 

弾性塗料は外壁からの雨漏りに対し大変有効です。

実際、公共施設(役所や学校など)での改修工事では弾性塗料の使用が必須になっているほど高い防水性が認められています。ただ、その高い防水性能を発揮するためには、豊富な経験と確かな目が必要です。

公共施設の入札案件などは、施工に対して検査と評価が毎回あります。

マツミでは、弾性塗料を使用する公共施設の改修工事をこれまで数多く手掛けて施工品質の評価も頂いています。

その豊富な経験から塗料の特徴やメリット・デメリットを知り尽くした施工管理者が、オーナー様のご要望や既存の状態、環境に合わせ、親切丁寧にご説明をいたします!

ご不明点やご不安な事があれば、お気軽にご相談ください!


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