株式会社マツミ matsumi

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FRP防水について♪

*親兄弟の建物と思い塗らせていただきます* -これが私たちの想いです-

親孝行し隊 サポートセンター 原 里恵です

 

先日は、シート防水のメリットとデメリットについてお話いたしました♪

本日は、FPR防水工事のメリット・デメリットについてお伝えいたします(^_^)/

*FRP防水*

FRPは繊維強化プラスチックの略で、液状のポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜたものをガラス繊維と合わせて塗布していく塗膜防水です。近年では、陸屋根はもちろんベランダや採用されている工法です。

~気になるメリットは??~

・ガラス繊維で補強されているので強靭で耐久性に優れ重歩行、車両の走行が可能。
・継ぎ目のないメンブレン防水層(シームレス)ですから、防水性に優れている。
・下地への密着性に優れている。
・温度の変化による下地の膨張、収縮や地震による振動にも下地挙動追従性能に優れているので、下地の膨張・伸縮にも剥離の心配はありません。
・パラペットにアゴ型状不要で雨仕舞がシンプルになります。またどんな形、色にでも、仕上げますので設計の自由度が広がり多様な色彩計画も可能です。
・露出ですので防水層が眼で見えるので、不具合箇所も容易に発見でき、又、短時間で容易に補修が可能です。
・軟質FRPが雨音を吸収するため、階下の部屋でも、パラパラ雨音が気になりません。
・樹脂の硬化が早いので、従来の工法に比べて工期が短縮でき、現場経費節減が可能です。
・軽量で強靱な防水層が、煙草もポイステ・塩害・鳥害対策に適しています。
・温水にも対応できるので浴室の床や壁に露出で防水できます。

~では、デメリットは??~

紫外線に弱い点が最大の欠点です。
プラスチックなので、紫外線が長期間当たると劣化してひび割れてしまいます。
そこで紫外線を防ぐ塗装部分の耐久性により、メンテナンスの周期が決まるのです。

工程が多くなるので、コストも高くなります。
通常はガラス繊維を2回以上重ねて防水層とするので、塗装の回数も含めるとかなりの手間がかかります。

FRP防水は硬化する際に化学物質も発生するので、シックハウスに注意する必要があります。
樹脂を使用するので、乾燥する際にどうしても化学物質が発散してしまいます。
乾燥すれば問題は無いのですが、工事中は特に注意が必要です。

素材の分離が難しいのでリサイクルが難しい点も、長い目で見れば弱点といえるでしょう。
繊維部分と樹脂部分を分離しにくいので、リサイクルも難しくなるのです。

FRP防水は伸縮しにくいので、木造の広いベランダ防水には向きません。
強度は高いものの伸縮は苦手なので、変形量が大きい木造の伸縮には付いていけなくなり、防水が切れてしまいます。

 

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